「甘口」、「辛口」という表現をがありますがお酒の味は糖分の量と酸味のバランスによって決まります。清酒の糖分は一般に日本酒度で表わされ日本酒度は水に対する酒の比重を日本酒度計(15度のお酒に浮秤〈お酒に浮かぶはかり〉を浮かべる)という比重計で計ったもので糖分が多ければ重く、糖分が少ないと軽くなります。よって、日本酒度計がたくさん沈むと、糖分の少ない辛口でプラスあまり沈まないと、糖分の多い甘口でマイナスの表示になります。プラスの数値が多くなればより辛口、マイナスの数値が多ければより甘口になります。
ただ人間の酒に対する味覚は日本酒度だけでは決まらず、その日の体調や舌の感覚、後味の苦みなどが大きく影響します。とくに酸味の感じ方は、酒の軽さ重さの決め手となります。酸度は1.5程度を平均としますが、酸度が多ければより濃醇な口あたりになり酸度が少なければより淡麗のあじわいになります。味覚的には酸度が多ければ辛口に、酸度が少なければ甘口に感じます。「甘、辛、酸、苦、渋」の五味のバランスによって酒の味は決まってきます。 |
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